池添騎手騎乗の4番人気オルフェーヴル(牡、池江)が兄ドリームジャーニーの果たせなかったクラシック制覇の夢を成し遂げた。23年ぶりに東京競馬場で行われた皐月賞には7万7000人を超すファンが詰め掛けた。単騎逃げのエイシンオスマンがつくり出したゆったりとした流れに各馬は折り合いに苦労しながら直線へ。道中12番手の内につけたオルフェーヴルは馬場中央からはじけるように躍り出ると、あっという間に後続を3馬身引き離してゴール。勝ちタイムは2分0秒6だった。歓喜の池添はうれしいクラシック初制覇となった。2着に1番人気のサダムパテック、3着に8番人気ダノンバラードが入った。
池添は「左回りは大丈夫だと思っていた。兄が取れなかった分、しっかりと取ってくれたのでうれしい。次は一番の舞台だから順調にいってほしい」と笑顔で話した。
馬群を割るのに時間がかかり敗れたサダムパテックの岩田騎手は「最後は伸びているだけに、負けたのは悔しい。このまま無事で次につなげていってくれれば」、ダノンバラードの武豊騎手は「勝ち馬の脚がすごかった。キャリアも浅いし、次につながる明るい材料です。一時は震災で皐月賞ができるかどうかも分からなかったので、馬場入場のときはグッと来ました」と話した。
2番人気のナカヤマナイトは5着、3番人気のベルシャザールは11着。
4着のデボネアまで5月29日東京のダービー(G1、芝2400メートル)の優先出走権を手に入れた。[日刊スポーツ]よろしければポチっとお願いします
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posted by ざわ at 23:43| 東京 ☁|
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