東日本大震災を受けた地域防災や危機対応が焦点になる中、国政での与野党対決型となった東京、北海道、三重の3知事選は、いずれも自民党が支援する候補が民主党系候補を破った。
民主党は道府県議選でも低迷し、菅政権の求心力がさらに弱まるのは必至だ。既存政党への批判を繰り返した地域政党「大阪維新の会」は大阪府議会で過半数を確保して第1党を維持。大阪、堺両市議会でも第1党の座を獲得した。
自民党が実質支援した石原慎太郎氏(78)は、大差で東京都知事4選を決めた10日夜、「東京の防災都市としての能力を高め、安心して暮らしたいという都民の期待をかなえる努力をしなくてはならない」と述べた。[Yomiuri Online]
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