[11Fs]終盤に逆転され敗戦

　１点のリードを守れず、終盤で試合をひっくり返された日本ハムの梨田昌孝監督（５７）は「このまま行けるかなと思ったんだけど…。追加点が欲しかった」と悔しそう。
　先発のウルフが７回２死まで無安打無得点。打っては中田が５回に先制ソロと流れは良かった。それが一転、８回に同点とされると、９回から救援した２人目の宮西が走者を１人置いて松田に痛恨の被弾。再びソフトバンクに首位に並ばれた。[日刊スポーツ][日刊式スコア]


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[11Fs]ホフ2発＆完封リレーで首位堅持

　眠れる大砲が突如、目覚めた。日本ハムのマイカ・ホフパワー内野手（３１）が来日初の１試合２発と大爆発した。１点を先行していた４回。朴賛浩の真ん中に入ったチェンジアップを、豪快にすくい上げた。右中間への５号２ラン。１０試合ぶりアーチの余韻が残る７回。左腕・阿南のスライダーをとらえ、右翼席まで運んだ。西武中村に並ぶリーグトップタイ６号ソロをかけた。
　スランプにも「顔を上げてプレーすることを心掛けた」と前向きさを忘れず、突破口を開いた。試合前には発奮材料も。この日は試合後の移動時に履く、自慢のブーツを手にご機嫌で球場入り。だが、岸マネジャーに「晴れなのに長靴はいらない」ととがめられ消沈していたが、２振りで発散した。試合後は、爽快なスマイルがはじけた。[日刊スポーツ][日刊式スコア]

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[11Fs]寺原に完封負け

　日本ハムの武田勝投手（３２）は、無四球での１失点完投も実らなかった。許した安打は５本。ただ、５回に３安打を集められて失った１点が、最後まで響いた。
　「１点勝負なので、できる限り自分の投球をすればいいと思った。後ろはしっかりしているし、行けるところまで行こうと…」。今季２敗目となったが、１０４球を１人で投げきった左のエースは「完投できたことで、今後の自分に自信を持てる」と前向きだった。[日刊スポーツ][日刊式スコア]


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[11Fs]中田の一撃で勝利

　日本ハムの中田翔内野手（２２）が延長１０回、２死満塁からチームを救う走者一掃の右越え適時三塁打を放った。試合時間が３時間半を超え、ここで打たなければ勝利が消えるという場面で、どでかい仕事をやってのけた。
　「意地でも三塁ランナーを返す気持ちで打席に入りました。同点に追いつかれて苦しい状態でしたけど、あそこで点が取れてうれしかったです」と、塁上ではガッツポーズも飛び出した。
　９回に同点に追いつかれたダルビッシュ有投手（２４）に、チームトップの３勝目をプレゼントする貴重な一打。これでチームは引き分けを挟み３連勝。首位をがっちりキープし、貯金も今季最多の６とした。[日刊スポーツ][日刊式スコア]


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[11Fs]引き分けで首位堅持

　日本ハムの斎藤佑樹投手（２２）は、開幕からの３連勝をつかみ損ねた。５回を終えて３−１と勝ち投手の権利を得ていた。だが、主軸から始まった６回に連打を許して同点とされる。新人右腕は「あの点を守れなかったのは悔しい」とさえない表情だった。[日刊スポーツ][日刊式スコア]

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[11Fs]逆転勝ちで首位浮上

　日本ハム打線が、序盤にてこずった西武の新人・牧田和久投手（２６）を攻略し、逆転勝利。再び首位に浮上した。４回まで無安打に押さえ込まれたが、６回に糸井嘉男外野手（２９）の適時二塁打で試合をひっくり返した。梨田昌孝監督（５７）は「打者の見送り方や振り方を見ていたら、まさかな…と久しぶりに感じた。心臓によくない」と苦笑していた。[日刊スポーツ][日刊式スコア]

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[11Fs]ファイターズ 今季初の完封負け

　初回のミスが勝敗を左右した。日本ハムは連打でつくった１回無死一、二塁の好機に、糸井嘉男外野手（２９）が、送りバントを失敗（一飛）。この回を無得点で終えて流れを失うと、今季初の完封負けを喫した。梨田昌孝監督（５７）は「すべては初回だった。１点でも入っていれば、違った展開になった」と悔やんでいた。[日刊スポーツ][日刊式スコア]


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[11Fs]ダルビッシュ 通算1000奪三振達成＆単独首位

　日本ハム・ダルビッシュ有投手（２４）が、メモリアル勝利をつかみ、チームを単独首位へと押し上げた。２点リードの８回無死満塁から本多から空振りで、この日９個目の三振を奪いプロ通算１０００三振を達成。内野ゴロの間に１点は奪われたが同点、逆転は許さず８回２失点、１０奪三振の快投で自身２連勝を飾った。絶体絶命の８回を最少失点でしのいだ。[日刊スポーツ][日刊式スコア]

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[11Fs]斎藤佑樹 2戦目も勝利

　日本ハムのドラフト１位斎藤佑樹投手（２２＝早大）がプロ入り２勝目を挙げた。２回に、山崎とルイーズに本塁打を打たれるなど６回８安打３失点。しかし、この日も味方打線の援護やバックの好守備もありデビュー戦に続き連勝を飾った。「本当にラッキーな勝ち方だなと。打たれたところもたくさんあったので、結果よし、だったと思います」。プロ初四球、初暴投も記録した２度目の先発マウンドでも、白星をきっちり手にした。[日刊スポーツ][日刊式スコア]

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[11Fs]サヨナラ負けで連勝ストップ 2位に後退

　日本ハムが今季初のサヨナラ負けを喫し、連勝が「５」でストップした。序盤に２度リードを奪われたが、好調な打線が追撃して接戦を演出。３−３の同点で迎えた最終９回に３番手の谷元圭介投手（２６）が、この回先頭打者のルイーズに左中間席へソロ本塁打を浴びて万事休した。
　２２日は最終９回に１点ビハインドをはね返し、鮮やかな逆転勝ちを飾ったが、この日は対照的。大型連勝が止まったが、梨田昌孝監督（５７）は「昨日も勝った気がしなかったから…。いい試合はできている」と切り替えていた。[日刊スポーツ][日刊式スコア]


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