元横綱琴櫻の前佐渡嶽親方が11月26日に65歳の誕生日を迎え定年となり、佐渡嶽部屋を継承するため琴ノ若が引退し年寄佐渡嶽を継承することとなった。
そして同日、大関挑戦をしていた関脇琴欧州が横綱朝青龍を破り10勝目。これで先々場所(12勝)、先場所(13勝)とあわせて35勝となり、大関昇進を決定的に。
すばらしい形の先代師匠への手向け、新師匠への就任祝いとなった。
まずは先代佐渡嶽親方。
幕内に"琴"の字の付く力士がいなかった時期が記憶にないほど、多くの名力士を輩出したこと、すばらしく思います。
横綱を輩出できなかったのは残念かもしれませんが、琴風(現尾車親方)、琴欧州と2名の大関、そして前述の琴風のほかにも琴富士、琴錦(現竹縄親方)、琴光喜という幕内最高優勝を果たした力士も出すというのはなかなか出来ることじゃありません。
本当にお疲れ様でした。
続いて元関脇琴ノ若関、もとい佐渡嶽親方。
致し方ないとは言え、まだまだ現役幕内の力はあっただけに引退は惜しいです。
これからは後進の指導がんばってください。
最後に関脇琴欧州関。
3場所で35勝は普通の大関でも出来ません。ましてや今の大関陣よりは完全に力が上だと思います。
また、名古屋場所に続いての横綱朝青龍撃破。まだまだ対戦成績は弱いですが3場所で2勝と追いついてきてます。このまま朝青龍のライバルとしての地位を築き、横綱まで登っていってください。
相撲人気の回復はあなたにかかってます。
これからは佐渡嶽部屋が面白くなる…かな?
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伝達式にでもなれば佐渡ヶ嶽部屋から琴風以来実に20年以上ぶりの大関昇進者となるでしょう。すごいことです。
伝達式には是非先代もいてほしいです。
人気ウナギのぼりの部屋を背負うのはやりがいあるでしょうね。
琴欧州には早く横綱になってもらって、ヒールとベイビーフェイスを確立してもらわないと。