藤里町連続児童殺害事件 畠山鈴香被告に無期懲役判決

　約1カ月の間に幼い2人の命が奪われ、世間を震撼（しんかん）させた秋田の連続児童殺害事件の19日の判決で、秋田地裁は無期懲役を言い渡した。判決は、最大の争点だった畠山鈴香被告（35）の長女、彩香ちゃん（当時９）への殺意の有無について「とっさに殺意が生じた」と認定。「過失」とする弁護側主張を退けたが、検察側が主張した計画性は認めず、死刑の適用を見送った。[NIKKEI.NET]
　
　当ブログでの関連記事はこちら。

　2008年01月25日…畠山鈴香被告に死刑求刑
　2006年06月04日…秋田藤里小1殺人事件　容疑者逮捕

　結局、検察側の「計画的殺人」が立証できなかったという事で死刑にならなかった…そう見てます。
　確かに犠牲者となった米山豪憲くんの遺族。そして畠山彩香ちゃんの遺族(鈴香被告を除く)にとっては納得のいかない判決であったとは思うのですが…仕方ない面もあると思います。

　私自身この事件から2年の間に子供が出来ましたし…自分の子供が殺されたらと思うと、その犯人に死刑になってほしいと思うでしょうし。っつーかそれ以前に公判の場で暴発しかねませんが…

　ただ、畠山被告側としては彩香ちゃんの件が事故と認定されていないという面で控訴する可能性があるとのこと。

　どうなる事でしょうかねぇ…

Comments

自分の罪に向き合うのが望み薄とは言え、確固とした信念で行ったとは言えないですからね。
暴言すると、バ○は死ななきゃ直らないとは言え、それを以って死刑にして良い訳ではない、てトコですかね。

Posted by みぃ at 2008年03月19日 20:15

　最後の2行が全てじゃないですかねぇ…
　気持ち的には死刑にしろってのもわからんではないんですけどね。

Posted by ざわ at 2008年03月19日 23:53

あれだけ世間を震撼させた鈴香でも死刑にならず、無期懲役の判断を裁判所は下した。わが子と他人の子を殺して無期懲役のペナルティとは・・・・・・唖然とする判決だ。

Posted by ぶじこれきにん at 2008年03月20日 14:59

ちなみに職場の同僚が、「秋田の事件も含めて、凶悪犯罪に慣れっこ｣といっていた。
　大衆はそういう感覚で凶悪事件を受け止めている。

Posted by ぶじこれきにん at 2008年03月20日 19:54

　計画性のある凶悪犯罪でもない限り、死刑にならない…って感じなんでしょうかね。
　かといって死刑乱発も恐ろしい気がしますが…

Posted by ざわ at 2008年03月21日 07:41