NPBによると、球界を去るのは毎年約100人。コーチや解説者などの道が開けているのはごくわずかで、再就職に苦労する人も少なくない。そうした引退者を支援しようと昨年10月、NPB内に「セカンドキャリアサポートセンター」がオープンしたが、開設以来の相談数は「十数件にとどまっている」という。担当の手塚康二さん(59)は「とにかくセンターの存在を知ってほしい」と話す。[毎日.jp]
Jリーグでは既に2002年頃から試みはなされてましたが、野球でもようやくですか…
川淵チェアマン(当時)が言ってましたが
「 例えば、今現役で活躍している選手は、自分の引退後についてあまり考えていないというか、考えられない状態だと思うんだ。それは、今に集中しなければならないから。そしてそんな選手は、いざ契約が切れた時に「あぁ……、これから何をしようか」って考える。ほとんどの選手が、引退後もサッカーに関連した仕事をしたいと考えているようだが、実際にサッカー関連の仕事に就けるのはほんの少し。ほとんどの人が全く違う仕事をしているよね。しかも高校を卒業してすぐにプロになった選手は、サッカーしかしらないという人が多くて、20歳そこそこで「来年は契約しません」と言われても、途方に暮れる。
だから「セカンドキャリア支援」では、現役を引退した選手たちが希望すれば大学に入学、あるいは編入できるような奨学金制度を作るんだ。そのほかにもセカンドキャリア相談会の実施・スポーツ関連の就職情報などを、収集し紹介していく。
そして「Jリーグアカデミー」では、エリート選手だけを対象にしたトップアスリートの育成だけにとどまらず、子供たちの心身の健全な発達を目指し、スポーツと人間教育の両輪に取り組む。将来的には全国にこのアカデミーを設立したいとも考えている。もちろん指導者が必要になる。そこで、引退した選手たちに、指導者になってもらうんだ。」[スポーツナビ:2002年のインタビューより]
野球でも全く同じ。しかもプロアマ規定により現役引退問わずプロ経験者がアマチュアの指導をすることが原則的に許されないという現況の中、こういったことをするのは遅すぎるという気がするが…それでも、ないよりはましですからね。
職を失って自殺をしてしまった高野光氏、金のために強盗殺人まで犯してしまった小川博受刑者。彼らは極端なパターンではあるとは思いますが、ある程度の実績を残した選手ですらこんなことになってるわけですので、是非選手のほうも真剣に考えてほしいものです。
個人的に言えば…「セカンドキャリアサポートセンター」担当の手塚康二氏。彼は2002年の移転反対、2003年のファイティー存続の署名の際に当時の千葉ロッテマリーンズの営業部長(代理?)でマリンスタジアムでの署名活動をする際に力になってくださった大恩ある方でもあります。
成功をお祈りしております。
監督・コーチならもっと制限緩いですし
元ロッテ初芝みたいに引退即クラブチームコーチってのもいますし、
田中幸雄(おおゆき)も昨シーズンからJFE東日本のコーチやってますし
野球以外で飯を食う方法を斡旋しなきゃいけないんだろうなぁ
プロアマの垣根はプロのおいたが原因とは言え、選手には罪はないわけだし。
アマのジジィ共の老害だよなぁ、罪の意識はきっとないだけに余計に質が悪い。
スポーツ文化と言う点を考えると野球で飯を食えるようにしてやらんといかんのだがなぁ
>みぃさん
ですなぁ。