山崎武の本塁打王は中日時代の96年以来2度目で、38歳での獲得は88年の門田博光(南海)の40歳に次ぐ歴代2位の年長記録となった。楽天の選手のタイトル獲得は初。
リーグ2連覇した日本ハムの稲葉篤紀外野手は打率3割3分4厘、176安打を記録。35歳で自身初タイトルとなる首位打者と最多安打に輝いた。[日刊スポーツ]
パリーグの表彰選手は以下のとおり
首位打者 稲葉篤紀(日本ハム) .334
(2006年 松中 .324)
本塁打王 山崎武司(楽天) 43本
(2006年 小笠原 32本)
打点王 山崎武司(楽天) 108点
(2006年 小笠原、カブレラ 100打点)
最多安打 稲葉篤紀(日本ハム) 176本
(2006年 大村 165本)
最高出塁率 ローズ(オリックス) .403
(2006年 松中 .453)
盗塁王 片岡易之(西武) 38盗塁
(2006年 西岡 33盗塁)
最優秀防御率 成瀬善久(ロッテ) 1.817
(2006年 斉藤和 1.75)
最多勝利 涌井秀章(西武) 17勝
(2006年 斉藤和 18勝)
最高勝率 成瀬善久(ロッテ) .941
(2006年 斉藤和 .783)
最多奪三振 ダルビッシュ有(日本ハム) 210個
(2006年 斉藤和 205個)
最多セーブ 馬原孝浩(ソフトバンク) 38S
(2006年 MICHEAL 39S)
最優秀中継ぎ投手 薮田安彦(ロッテ) 38HP
(2006年 武田久 45HP)
山崎武司の11年ぶり2度目の本塁打王ってのはすごいですな。ここまでブランクがあって再びタイトルを取るなんてのは普通は考えられないですし、一度戦力外になってる選手がここまで復活したというのもすばらしい話。昨年の2冠獲った人には悪いけど、こっちの方がすごいと正直思います。
#昨年の本塁打王、打点王の2冠の人は周りが悪すぎてたまたま取ってしまっただけだからなぁ…。
ハムからは稲葉が首位打者と最多安打、ダルビッシュが最多奪三振。今年のハムの投打の中心は完全にこの2人でしたからね。それだけにタイトルを取れて本当に喜ばしく思います。
昨年の打撃タイトルは数字が数字だったんで、そこまで喜べなかったもんなぁ…
続いてチーム投手成績(防御率順)。
1.ソフトバンク 3.18 73勝66敗42S
2.日本ハム 3.22 79勝60敗37S
3.ロッテ 3.26 76勝61敗33S
4.オリックス 3.67 62勝77敗36S
5.西武 3.82 66勝76敗33S
6.楽天 4.31 67勝75敗35S
AクラスとBクラスは防御率3.5の壁で大きく分かれてしまったわけですな。
あとはリリーフ投手。ストッパーがチームセーブのうちのセーブ割合を見てみると…MICHEAL(日本ハム)が91.8%、馬原(ソフトバンク)が90.4%、小林雅(ロッテ)は81.8%と80%超え。ストッパーが確立しているチームはやはり強い…そんな感じですな。
最後にチーム打撃成績(打率順)。
1.ソフトバンク .267 575得点 106本塁打 84盗塁
2.西武 .264 564得点 126本塁打 118盗塁
3.楽天 .2624 575得点 111本塁打 89盗塁
4.ロッテ .2623 629得点 107本塁打 90盗塁
5.日本ハム .25871 526得点 73本塁打 112盗塁
6.オリックス .25870 536得点 119本塁打 41盗塁
優勝したハムは打率5位。しかも6位のオリックスと1糸差だからほとんど最下位。得点は最下位、ホームランも最下位。それでも優勝できるってのはなぁ…得点とってもとられたらアウト。それを実感できるようなランキングですな。
さて…第1ステージは8日からマリンスタジアムで3試合制、第2ステージは13日から札幌ドームでで3試合制。
何とかハムに勝ち進んで欲しいですなぁ…