2人に絞られた優勝争いは、まずは本割で、豊ノ島が東前頭筆頭の稀勢の里(24=鳴戸)を押し倒しで、結びの一番で白鵬が大関琴欧洲(27=佐渡ケ嶽)を上手投げでそれぞれ破り、賜杯の行方は、14勝1敗同士の優勝決定戦に持ち越された。なお白鵬は、自身が昨年マークした、年間最多勝利記録に並ぶ86勝目を挙げた。[日刊スポーツ]
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・白鵬…14勝1敗(優勝)
今場所はこの人の連勝がどこまで伸びるか…というのが最大の注目ではあったのですが、残念ながら2日目に稀勢の里に敗れて連勝が63でストップ。ただ、そこから崩れることなくしっかりと13連勝で自身が昨年作った歴代最多タイの年間86勝という結果で締めくくりました。
いや…横綱としてこれ以上の結果は無いという実力を見せ付けてくれました。来年も活躍を期待したく存じます。
・豊ノ島…14勝1敗(技能賞、敢闘賞)
3日目に旭天鵬に敗れた以外は14勝。2大関(把瑠都、魁皇)も下し今場所の台風の目となりました。ただ、番付的には西前頭9枚目と下位での成績。先々場所の賭博謹慎の影響がまだ抜けきっていない番付でのせいせきであるため、真の実力と言い切ることは出来ません。
おそらく来場所は三役復帰か前頭筆頭になると思いますがそこからが真の勝負。なんとか上位に食い込んで行って欲しいものです。
ところで、先場所、今場所で28勝2敗となってますが、大関取りはさすがにないですよね?先場所十両でしたしw
・稀勢の里…10勝5敗(殊勲賞)
稀勢の里を倒して連勝を63で止め、前頭筆頭で2ケタ勝利…。いや、大したもんです。大したものなんですが…正直なところ非常に不満。それなら他の平幕勢に取りこぼさないでくれよと。まぁ双葉山を破った安藝ノ海がその場所で負け越して、その後横綱まで登りつめたってのがあるんで今場所だけでどうこうってことじゃないんですが。
ま、要するに63連勝の大横綱を負かしたんだから「勝って褒められるより、負けて騒がれるようになれ」と安藝ノ海が言われた言葉をそのまま送ります。
・琴欧洲…8勝7敗
東大関なんだから打倒白鵬の大一番手になって欲しかったんですが、残念ながら8勝7敗。11日目に勝ち越しを決めてからの4連敗…というより、平幕相手の星のこぼし具合が納得できません。
なんとか捲土重来を期待します。
・把瑠都…11勝4敗
・魁皇…12勝3敗
このくらいの結果を出してくれれば文句はありません。特に魁皇。今年達成できなかった通算1045勝(現在1026勝)、なんとか春場所に達成してくれることを期待します。
・栃煌山…7勝8敗
・鶴竜…7勝8敗
両者とも先場所先々場所合わせて20勝だったので今場所は!と思ったのですが、ちょっと残念な結果となりました。来場所はおそらく小結、なんとかいいリスタートを切って欲しいものです。
・普天王…5勝2敗(東幕下51枚目)
いい加減そんなところでくすぶってないで、さっさと幕内に戻ってきなさい。
もっとも、入門した時15枚目各付出なんだから今キャリア最下位なんだし…
来場所は全勝優勝、期待します。
日が変わりそうなんでこんなところで終わらせます。
来場所は白鵬独走…そんな事が無いくらいの盛り上がりを期待します。
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