映像は4日夜に投稿されたもので、6パターンあり時間は計約44分。それぞれ「本当の尖閣 海上保安庁」などとタイトルがつけられている。
衝突された海保の巡視船「よなくに」「みずき」と、現場海域にいた別の巡視船「はてるま」の各船上から中国漁船「●晋漁(びんしんりょう)」を撮影したものとみられ、投稿された映像の中には、冒頭に撮影者の海保職員とみられる名前が記載されているものもあった。[産経msn]
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色々な面で問題ですね、これは。
政府の意向により公開されざるものが公開されたということで、政府の統制、管理がまるっきりなされなかった事、機密事項を漏洩してしまう公務員がいた事…これだけでも大問題。国家としての危機管理が出来ない…そんな事を露呈してしまったということで。
正直なところ、この映像はもっと早く出されるべきであった…そう思っており、隠していた菅政権に対しての不信感はあるのですが、それでもこの画像が流出されたこと、海上保安庁、そして検察が情報漏洩を阻止しなかった(職務怠慢)か阻止できなかった(能力欠如)か…手放しにこの漏洩をした人間を賞賛する気には慣れない面もあります。
そうそう、石原慎太郎東京都知事がこんな発言をしたようです。
東京都の石原慎太郎知事は5日午前、沖縄県尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で海保が撮影したとみられるビデオ映像がインターネット上に流出した問題について、「結構ですね。これは内部告発。みんな知りたいことなんだから。相手の実態を知るためにはそういう映像が一番確か。それに注釈を加えることをみんなが(映像を)見て判断すればいい」と述べた。産経新聞などの取材に答えた。[産経msn]
愛国無罪ですか?それこそ石原知事のお嫌いな中国の方々と同じような感覚かと思うのですが…
困ったものです。
とにかく、図らずも公開されたこの映像。うまく外交に活用してほしいものですが…どうなんでしょうかねぇ。
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