2010年11月01日

耳かき店員殺人事件 林貢二被告に無期懲役判決

 東京都港区で昨年8月、耳かき店店員、江尻美保さん=当時(21)=と祖母の無職、鈴木芳江さん=同(78)=が殺害された事件で、殺人罪などに問われた元会社員、林貢二被告(42)の判決公判が1日、東京地裁で開かれ、若園敦雄裁判長は「身勝手で短絡的な動機に基づく犯行だが、極刑に値するほど悪質なものとはいえない」などとして無期懲役の判決を言い渡した。
 検察側は昨年5月から始まった裁判員裁判で初めてとなる死刑を求刑したが、国民から選ばれた裁判員らは非公開の評議を経て極刑を回避した。[産経msn]



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 死刑か無期懲役か。どちらかが選ばれてしまうこの裁判でのこの判決。いろんな意味で裁判員裁判の無意味さを感じました。

 おそらく裁判官による判決は「前科がない」こと、「祖母の殺人については計画性がなく突発的であった」ことにより死刑ではなく無期懲役ではないかと思ってます。で、今回の裁判員裁判での判決は無期懲役。市民が判決をすることにより極刑を回避したという論調もありますが、私はそうは感じませんでした。

 逆に今回のケースで死刑判決が出た場合…市民感情で判例を覆したと捕らえられてしまう可能性があります。ただでさえ裁判員制度による判決の厳罰化があるため、今後の死刑乱発に繋がる…そんな気もしていました。まぁ、その点ではちょっとほっとした部分はありますが。

 正直なところ、こういった裁判の判決は感情を一切排除した部分で判断してほしいというのが個人的な感想ではあります。集まった素人の裁判員の心情如何で刑罰が決められるのは正直勘弁してほしいところで。まぁ、基本的に第一審のみですので弁護側、検察側が控訴すれば裁判員裁判からははずれるわけですが。
 逆に、裁判員裁判でなくても裁判官の心情によってある程度判決が左右されるのではないかという懸念もありますが、その点については素人よりはまだましということで…そう思っております。

 ただ…そういってしまうと裁判員裁判自体に全く意味のない、経費ばっかりかかっている制度なんじゃないか…という気がしているのですが…

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posted by ざわ at 23:24| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | ニュース・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「司法制度改革」の掛け声の下で導入されましたが、
誰が裁判員制度の導入を望んでいたのかが、
明らかにされないままです。

「市民感覚を反映するため」だそうですが、
それは、感情に任せた裁判にしていいということなのかと。
Posted by M・K at 2010年11月02日 01:08
私自身は裁判員制度は批判的ですからねぇ。
擁護する気にはなりません。
Posted by ざわ at 2010年11月10日 21:37
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Excerpt: 「東京・西新橋ストーカー殺人」 (耳かき店員と祖母殺害) 林貢二被告 東京地裁裁判員裁判判決公判 耳かき店員殺害事件、林被告に無期懲役判決東京都港区で昨年8月、耳かきサービス店従業員江尻美保さん(当時..
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Tracked: 2010-11-01 23:40