2010年09月27日

[10秋場所]白鵬 62連勝で8度目の全勝 16度目の優勝

 横綱白鵬(25=宮城野)が「相撲の神様」を視界にとらえた。14日目に4場所連続16度目の優勝を決めた白鵬は、大関日馬富士(26)を寄り切って初場所14日目から62連勝。8度目の全勝Vは、双葉山と大鵬に並ぶ歴代トップとなった。双葉山の69連勝まで「マジック7」とし、双葉山が生まれ、道場を開いた地である九州場所(11月14日初日、福岡国際センター)で、不滅と言われた大記録に挑む。[日刊スポーツ]


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 もう止める人間がいません…
 4場所連続での全勝優勝…誰一人白鵬の連勝街道を止めることができない…ここまできたら双葉山の69連勝を超えるのは既定の事実として考えなければなりません。
 ただ、白鵬の62連勝。これは確かにすごいけど、年間2場所しかなかった時代の双葉山と単純に比べてしまうしかない状況がなんか歯痒い。太刀山の不知火型横綱の優勝回数とも単純に比べるわけにも行かないし。まぁ現段階で「年6場所制での最高記録」って判断してもいいとは思うんですが。
 とにかく双葉山の69連勝まであと7。どうせなら抜いて欲しいですが…双葉山の3年間にわたって作られた記録が色あせないことを祈ります。

 あと今場所については番付が大荒れでした。その謹慎で陥落した力士、その影響で昇進した力士たちの成績を並べてみますと…

・幕内に昇進した力士
 西前頭8 将司 15休
 東前頭11 琴春日 9勝6敗
 東前頭12 光龍 6勝9敗
 東前頭13 春日王 6勝9敗
 西前頭13 蒼国来 8勝7敗
 東前頭14 栃乃洋 8勝7敗
 東前頭16 旭南海 4勝11敗
 西前頭16 土佐ノ海 2勝13敗
 東前頭17 豊桜 6勝9敗

 勝ち越し…3人
 負け越し…5人
 全休…1人

・謹慎で陥落した十両力士
 東十両1 豪栄道 12勝3敗
 西十両1 豊ノ島 14勝1敗(優勝)
 東十両2 雅山 12勝3敗

 西十両3 豊響 7勝8敗
 東十両6 若荒雄 8勝7敗
 東十両8 隠岐の海 10勝5敗


 勝ち越し…5人
 負け越し…1人

・十両に昇進した力士
 東十両7 十文字 4勝11敗
 西十両8 佐田の富士 8勝7敗
 西十両11 城ノ龍 10勝5敗

 東十両12 仲の国 3勝12敗
 西十両12 宝富士 9勝6敗
 東十両13 栃乃若 8勝7敗

 東十両14 琉鵬 7勝8敗

 勝ち越し…4人
 負け越し…3人

・謹慎で陥落した幕下力士
 西幕下1 大道 4勝3敗
 西幕下4 清瀬海 4勝3敗
 西幕下5 千代白鵬 6勝1敗

 西幕下10 春日錦 1勝6敗
※西幕下42 普天王 3勝4敗(参考)

 勝ち越し…3人
 負け越し…1人

 陥落力士の殆どは実力の差を見せ付け…とくに幕内→十両の力士が5人勝ち越し、4人が2ケタ勝利、豊ノ島があわや全勝かと思われる14勝1敗という成績で優勝…本当に大荒れとも入れる場所。まぁ、豊ノ島、雅山、豪栄道といった幕内上位の常連が謹慎陥落で十両にいたというこの事態が白鵬の連勝を助長していたという気がしないでもないです。
 その3力士が白鵬の連勝を止めるとしたら…早くても来年の初場所。罪滅ぼしは白鵬の連勝ストップという偉業で果たして欲しいものです。もっとも、その前の白鵬の連勝がストップしている可能性は否定できませんが。

 さて、白鵬と謹慎力士だけで話は長くなってしまいましたが、来場所の最大の期待は栃煌山。新関脇で11勝4敗…大した物です。一気に大関を目指して欲しいものです。そして白鵬の連勝ストップ…期待します。


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posted by ざわ at 23:31| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 相撲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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