達成感がにじみ出ていた。浴衣を着た白鵬は笑顔で両手を挙げていた。左手で「5」、右手は「0」。若の里を盤石の右四つで寄り切り、連勝を大台に乗せた。「一生懸命やって、年365日の生活がかみ合って、運があった。運というのは努力した人間しかついてこない。うれしいですね」。双葉山、千代の富士に続く50連勝達成。昭和以降3人目となる快挙は、実に22年ぶりのことだ。[日刊スポーツ]
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1日遅れになってしまい、既に今日も豊真将を破って51連勝となってしまっているわけなんですが…とに書く千代の富士(現九重親方)以来の大偉業…大したものです。
正直なところ、ここのところの白鵬と他の力士の力量差が大きすぎるきらいはありますが…それでも秘氏を落とさずここまで連勝を延ばしてきたこと、本当に恐れ入ります。
過去の歴史で50連勝以上した力士は…
谷風梶之助 (2代) 63連勝
安永6年(1777年)10月場所8日目〜天明2年(1782年)2月場所6日目
梅ヶ谷藤太郎 (初代) 58連勝
明治9年(1876年)1月場所8日目〜明治14年(1881年)1月場所8日目
太刀山峯右エ門 56連勝
明治45年(1912年)1月場所9日目〜大正5年(1916年)5月場所7日目
双葉山定次 69連勝
昭和11年(1936年)1月場所7日目〜昭和14年(1939年)1月場所4日目
千代の富士貢 53連勝
昭和63年(1988年)5月場所7日目〜昭和63年11月場所14日目
白鵬翔 51連勝
平成22年(2010年)1月場所14日目〜平成22年9月場所4日目(9月15日現在)
300年の歴史でわずか6人…恐ろしい記録であります。
この記録が一体どこまでのびるのか…そして誰が止めるのか…それも楽しみです。
ちなみに谷風の連勝を止めた小野川、太刀山の連勝を止めた栃木山、双葉山の連勝を止めた安藝ノ海、千代の富士の連勝を止めた大乃国はいずれも横綱。初代梅ケ谷の連勝を止めた若嶌も大関と相当の力のある力士しかできないわけで。現在の大関が破るか、それともそれ以下の力士が殊勲の星を上げるか…楽しみです。
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