三遊亭楽太郎改め六代目三遊亭円楽の襲名披露記者会見と披露パーティーが2日、東京都内のホテルで開かれた。
会見には肺炎で入院中の桂歌丸・落語芸術協会会長も出席して「先代は先代、当代は当代。立派な大看板になってほしい」と激励した。先代らと落語協会を脱退したために78年から寄席に出演できなかったが、芸術協会のはからいで寄席で披露興行をすることになった円楽は「寄席で育った人間として、うれしい。ただその口上の場に大将(先代円楽)がいないのが悔しい」と涙ぐみながらあいさつした。
また披露パーティーには病気療養中の立川談志さんも姿を見せて花を添えた。[asahi.com]
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昨年の8月に今年春の襲名が決定。しかし、10月末に師匠5代目圓楽の逝去…やはり先代圓楽師匠に見てほしかったんじゃないかなぁ…そう思います。
笑点では一足先に襲名披露の口上がありましたが…面々の毒舌のお祝いに天国の先代も笑っているんではないかと思います。
今後の活躍も期待してます。
一方、こんな話題も…
昭和の落語の名人、六代目三遊亭円生(さんゆうてい・えんしょう)の名跡(みょうせき)をめぐり、前代未聞の「争奪戦」落語会が開かれることになった。[asahi.net]
5代目圓楽師匠が園生の名跡が途絶えることを惜しみ、一番弟子鳳楽師匠を7代目に指名しましたが、亡き園生師匠の直弟子の円丈師匠がそれに反発し、この話が持ち上がったとのこと。
但し、
ただし、勝敗も含めどう決着をつけるかは決めていない。「落語会1回で決めるようなことじゃない。何度か開いて、流れの中で決まればいい。お客さんにもあくまでも“しゃれ”として楽しんでほしい」と円丈。対する鳳楽も「私も“しゃれ”として1回はおつきあいして、その後はご遺族へのあいさつ回りなどを粛々と行うつもり」という。いわば“真剣勝負の遊び”で、襲名を盛り上げようという話だ。
この流れは洒落てますね。
偉大なる圓生の名跡すらも遊びのネタにする…なかなか粋じゃありませんか。で、流れでどちらがいいか…決めていけばいい。そうすれば落語も盛り上がりますし、圓生師匠の名を汚すことも無いでしょう。
この対決も楽しみにしたいですね。
でも、チケット取れないだろうなぁ…
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