

土俵外では相変わらずだがと言うところに日刊スポーツの悪意を感じますが…とにかく、今年の最初の場所を制しました。
にしても優勝のペースが落ちてきているのは本人も自覚しているようで…
2002年…1回
2003年…3回
2004年…5回
2005年…6回
2006年…4回
2007年…2回
2008年…1回
2009年…2回
今回の優勝で25回…大鵬の32回まであと7となったわけですが、どうですかね…3年後か4年後までこのペースで行けば可能性はありますが…どうなることやら。
一方の白鵬。千秋楽で朝青龍を破ったものの、日馬富士と昨年一度も敗れなかった把瑠都、魁皇に黒星。すでに昨年の黒星の4分の3を喫してしまいました。まぁ、昨年の86勝と言うのが異常すぎるものではありましたが。
時代を逆行させないためにも、白鵬の巻き返しを期待したいものです。
他に目立ったところでは魁皇の8場所ぶりの9勝6敗。6場所連続で8勝7敗だったのですが、今場所は白鵬、日馬富士を下してるという内容も悪くないわけで。
優勝争いこそできてないわけですが、千秋楽ぎりぎりで帳尻あわせの勝ち越しなんてことがなければ大関として評価できるわけですので、何とかお願いしたいものです。
琴光喜は負傷がらみもあったわけですが1勝7敗7休で角番…まだ2度目の角番なわけですがどうにも内容が悪すぎるだけに非常に厳しいことになる気がしてなりません。来場所の陥落は避けてほしいものです。ただ、完治させて早い段階での角番脱出を期待します。
琴欧洲、日馬富士はそれぞれ9勝、10勝。下位との取りこぼしを少なくできれば優勝争いできるのですが…どうにもしまらないですな。
白鵬、朝青龍に迫ってほしいところですが…
三賞は殊勲賞に12勝3敗で白鵬と3大関を破った把瑠都、敢闘賞に幕尻で12勝3敗の豊響、技能賞に11勝4敗の安美錦。把瑠都はこれで3場所合計で33勝ですが来場所が大関取りの場所となるとのこと。千代大海の引退、琴光喜の不調と把瑠都の大関取りに取っては順風な条件がありますが…一気に決められるでしょうか?期待します。
あと…個人的に残念だったのが十両の普天王。先場所の怪我の影響か4勝11敗…この位置にいるべき力士ではないと思ってますので、捲土重来を期待します。
春場所は3月14日から大阪府立体育会館で。大阪巧者の朝青龍が連覇するか、白鵬が阻止するか…また第三者が出てくるか…そろそろ、他の力士の優勝も見たいものです。琴欧洲とか。
熱い戦いを期待します。
まぁ、土俵外の理事選のほうが熱くなってる気がしないでもないですが。
貴乃花親方がんばれ。


【関連する記事】
日本人力士の力量も落ちた。親方衆も理事選の駆け引きに夢中で危機感がない!!
このままだと芭瑠都が大関、横綱になりかねない。危機感なき相撲協会を憂う。