角界の一門は相撲部屋を系統別に分けたグループで、理事は各一門の利益代表としての性格が強い。一門内で立候補者を調整する慣例に反し、貴乃花親方は一門とは別のグループの代表として立候補する異例の形になった。理事選挙は2月1日に行われる。[日刊スポーツ]


これは強硬手段に出ましたね。
しかし、二所ノ関一門も放駒親方、二所ノ関親方、鳴戸親方の3人出馬予定から鳴戸親方の辞退と言う形で2人擁立の形になったわけで…痛みわけと言うところでしょうか。
ここで、理事選の票の流れを見て見ますが…
出羽海一門 30人
二所ノ関一門 21人
時津風一門 17人
高砂一門 12人
立浪一門 17人
貴乃花グループ 7人
無派閥 2人
貴乃花(元横綱貴乃花)、音羽山(元大関貴ノ浪)、常盤山(元小結隆三杉)、大嶽(元関脇貴闘力)、二子山(元十両大竜)、間垣(元横綱二代目若乃花)、阿武松(元関脇益荒雄)。結構な勢力となりましたね。
現在の立候補者は鳴戸親方が辞退したことで12人。あと、立浪一門から3人の立候補者がいますが票数から2人に調整予定とのこと。また、高砂、時津風合わせて3人の擁立予定であったものも、ここに来て3人目となる鏡山親方(元関脇多賀竜)が辞退する状況になりつつあるとのこと。無投票で貴乃花理事が誕生する可能性も出てきたわけで…
土俵の上では白鵬、朝青龍の両横綱のマッチレースで盛り上がり、土俵外でも改革の波が…貴乃花親方に期待したいところです。
時代が変わること、期待しております。


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いい結果になることを祈ります。