核戦争による人類滅亡までの時間を象徴的に示す「終末時計」の分針が14日、核と温暖化問題での取り組み進展を受け1分戻され、残り6分となり、「世界の終わり」がわずかに遠ざかった。
時計を管理する米科学誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」がニューヨークで発表した。
同誌は声明で、核兵器削減に向けた機運の高まりに加え、先進国と途上国が世界の新たな脅威になった温室効果ガスの削減を誓ったことを評価。「協調の新時代を開いたカギはオバマ大統領就任などによる米政府の『チェンジ』だ」とオバマ氏を称賛した。ただ、同誌の代表は米メディアに対し、「針はまだどちらの方向にも振れ得る」と警告した。[JIJI.COM]


これまでは2007年1月に発表されたあと5分。時計の針が戻されたのはソ連崩壊直後の1991年以来19年ぶりというのが非常にめでたいです。
少しでも地球滅亡が遠のくこと…それを切に望みます。


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