大関陣は日馬富士が琴欧洲を引き落として9勝目を挙げた。琴欧洲は10勝5敗。魁皇は琴光喜を小手投げで破って勝ち越した。琴光喜も8勝7敗だった。
12勝を挙げた栃ノ心が初の三賞となる敢闘賞を受賞。雅山が5度目の敢闘賞、豊ノ島が技能賞を獲得した。殊勲賞は該当者なし。十両は北太樹が10勝5敗で並んだ3人による優勝決定戦を制した。[スポニチ]
14日目に年間最多勝記録を更新し、その勢いで千秋楽に朝青龍を破り86勝目…何年か前には80勝を越えること自体が非常に稀だと思われていたわけですが、まさか86勝なんて記録が誕生するなんて思いもしませんでした。
ちなみに今年白鵬が敗れたのは本割では4番のみ(日馬富士、琴欧洲、琴光喜、翔天狼)。朝青龍との直接対決は本割では負け無し。とは言っても優勝決定戦に持ち込まれた時は3回とも決定戦で敗北(朝青龍2回、日馬富士1回)という状態。84勝で優勝6回の朝青龍と86勝で優勝3階の白鵬…その辺りを何とか埋めていける事を期待します。
他にも色々な話題があった九州場所でした。千代大海が14度目の角番でついに大関から陥落。魁皇が6場所連続8勝7敗で幕内通算勝利の単独2位となる806勝。雅山、豊ノ島が揃って三賞。
個人的には十両普天王関が4連勝と好スタートも途中休場。再出場するも8勝に届かずというのが非常に残念でした。
とにかく今年の大相撲も本場所はこれで終了。朝青龍から白鵬へ完全に時代が移りつつある1年であったような気がします。
来年はどうなりますかねぇ…白鵬時代が続くか、それとも朝青龍が時計の針を戻すか、更に第三勢力が出てくるか…非常に楽しみです。
初場所は1月10日から…楽しみです。
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どうにかならんものかと。