問題としているのは六回無死一、二塁で送りバントをした二岡と、捕手の田上が接触したことについて、球審が守備妨害を適用した点。日本ハムは、野球規則7・09では当該のプレーについて、守備妨害が宣告されないことを明確に規定していると主張。「走塁妨害については例外となる行為の存在を記すものの、守備妨害については発生の可能性さえまったく言及されていない」としている。[道新スポーツ]


公式サイトにも掲載されてました。
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北海道日本ハムファイターズは梨田昌孝監督が本日8月31日(月)、野球規則4・19(提訴試合)、7・09(打者または走者の妨害)およびパシフィック・リーグ・アグリーメント第52条(試合提訴の手続き)に基づき、加藤良三コミッショナーに対し下記のとおり試合提訴の手続きをとりましたのでお知らせします。
記
一.対象試合
2009年8月30日(日) 於 札幌ドーム
北海道日本ハムファイターズ−福岡ソフトバンクホークス20回戦
一.対象プレー
6回裏無死一、二塁
打者・二岡選手がバントした際、打球を処理しようとしている捕手と、一塁に向かう打者走者とが接触して、守備妨害を宣告されたプレー
一.提訴理由
野球規則7.09は、当該プレーについて、守備妨害が宣告されないことを明確に規定しており、かつ走塁妨害については例外となる行為の存在を記すものの、守備妨害については発生の可能性さえ全く言及されていない。
※野球規則7.09(j)【原注】「捕手が打球を処理しようとしているときに、捕手と一塁に向かう打者走者とが接触した場合は、守備妨害も走塁妨害もなかったものとみなされて、何も宣告されない。打球を処理しようとしている野手による走塁妨害は、非常に悪質で乱暴な場合にだけ宣告されるべきである。たとえば、打球を処理しようとしているからといって、走者を故意につまずかせるようなことをすれば、オブストラクションが宣告される」
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正直なところ、昨日の田上のプレーは上記の「打球を処理しようとしているからといって、走者を故意につまずかせるようなことをすれば、オブストラクションが宣告される」に相当するとは思っていたのですが…
まさにタックル…そう思っていたのですがね。
ともあれ、これについてどんな判断が下されるでしょうか…
過去に提訴試合が認められたケースはないのですが…とにかく、どのような裁定が下るか、注視したいものです。
[追記]
当日のGAORAの映像がUPされてました。
二岡がバントした打球は小フライになりましたが、3塁方向に転がりましたが、田上は明らかに一塁に走ろうとしていた二岡に対して倒れこんでいます。
飯塚富司審判にはこの映像を見て反省をしてもらいたいですな。
反省をする余地が与えられるようであればですが。

