九回1死から追い付き、延長戦に持ち込んでのサヨナラ勝ち。最後は相手の暴投で勝ち越した。「完全に負け試合。強くはないけど、選手みんなが頑張ってくれている」。梨田監督は謙遜するが、チームの結束力が生み出した逆転劇は、強さの証しだ。[スポニチ][日刊式スコア]


今日は試合開始からNACK5のラジオ中継で聞いていたんですが…本当になんか憑いている…そうとしか思えませんでした。
ファイターズ先発の武田勝が1回にGG佐藤のタイムリーでいきなり2失点。そのあとも3回に栗山の10号ソロ、6回にまたもGG佐藤のタイムリーで0-4とされ…今日も4点ビハインド。
そこから空中戦が始まります。6回裏に小谷野の8号3ランで3-4。8回表におかわり中村の35号2ランで3-6。そのまま9回裏に進み…ここで万事休すかと思われました。
そこからがファイターズ打線の粘りが始まります。西武は抑えの小野寺を投入。ファイターズ打線は9番金子誠からとなりました。ですが先頭の金子誠はキャッチャーファールフライ。いい加減アウトかと思いましたが…賢介が四球で出塁。糸井が2塁打で1死23塁。ここで稲葉…正直なところ、ホームランは期待していなかったのですが…ここで起死回生の同点3ラン。一気に試合を振り出しに戻しました。
延長戦はファイターズも総力戦モード。10回表にインフルエンザで登録抹消となった大野に代わって登録された中嶋聡コーチが宮西を好リード。無失点で10回裏につなげます。(訂正:抹消はされていないようです)
10回裏も中嶋ワールドは続きます。小谷野三振のあとで試合途中から守備固めに入っていた佐藤吉弘が四球で出塁。続く打者は今季初打席の中嶋コーチ…送りバントをしっかり決めた…と思ったら小野寺が判断ミスして2塁に送球し、フィルダースチョイス。1塁転送も間に合わずオールセーフ。続く金子誠はセンター前にはじき返しましたが、佐藤の走塁ミスで3塁封殺(記録はセンターゴロ)で2死12塁。続く賢介がファーストに内野安打を放ちましたが…中嶋コーチ3塁を回って真喜志コーチに止められたところで転倒。這うようにして3塁に戻りぎりぎりセーフ。思いっきり笑わせて…もとい、見せてくれます。
最後は小野寺から代わったベイリスが暴投…中嶋コーチがホームインしてサヨナラ勝ち…なんとも変な幕切れとなりました。
ヒーローインタビューは起死回生のホームランを放った稲葉でしたが…中嶋コーチの活躍も褒めたいですね。この試合出場で実勤年数が23年と史上5位タイ…さすがに28年の工藤公康投手には叶うべくもありませんがすばらしい記録であります。
まだまだ元気な姿を見せて欲しいのですが…もともと2年前に引退宣言をしている中、チーム事情により引退できずにいるという状態ですからねぇ…
非常に複雑です。
あさってからは楽天戦。3位浮上を狙って必死になってくる相手ですが、何とか次のカードも勝ち越しをし、10カード連続勝ち越し…狙っていって欲しいです。

