[09Fs]最終戦を飾れず 交流戦は12勝11敗1分で終了

　プロ初勝利を目指して５度目の先発マウンドに上がった日本ハム糸数敬作投手（２４）だが、３回３安打２失点で早々とマウンドを降りた。２点リードの３回に、広島喜田剛外野手（２９）に同点２ランを浴び、その裏の打席で代打を送られた。「自分の中ではここからだという気持ちがあったのですが、ベンチからだと安心してみていられなかったから代えられたのだと思います。雰囲気を見せながら抑えられなければいけないなと感じました」と振り返った。[日刊スポーツ][日刊式スコア]

　前田健太と糸数敬作の投げあいは6月2日と同じ組み合わせ。あのときのように9回を投げてくれれば…と思っていたのですがなかなかそうも行きませんでしたね。
　糸数、初回からあまり安定せず…1回は四球2つ(2つ目は栗原に対して勝負を避けてた感じでしたので半分敬遠みたいなもんですが)。2回はマクレーンへのユニフォームにかする死球1つとヒット1本…と2人ずつの走者を出す有様。2点取ってもらったあとの3回に喜田の2ランで同点にされてしまい…その直後に代打を出される有様。ちょっとスイッチが早いかなとは思いましたが仕方が無いということで。
　ですが、そのあとの林がいけません。4回に3失点…ここで前田相手にはほぼ致命的と思われる失点をしてしまいます。

　その後、前田健太がいきなり6回に崩れ…高橋、スレッジの連続2塁打で1点。2人倒れてから大野の代打二岡、林の代打ボッツが連続タイムリーで3点差を追いつきます。

　そのあとに登板したのが武田勝。今季初の中継ぎでの登板でしたが…先頭打者の末永にヒットを打たれ、梵に今季第1号ホームランを打たれ…2点差。そのあとのシュルツ、永川にきっちり抑えられ敗戦。交流戦最終成績は12勝11敗1分…何とか貯金1での終了となりました。

　しかし残念ですね。折角3点差を同点に追いついて流れを持ち込んだところであっけなく一発でもっていかれる…残念な結果になりました。何より交流戦最終戦を勝ちで終え、いい流れでパリーグ内の対戦に戻りたかったのですが、結局ソフトバンクと同率首位という形になってしまったわけで。
　交流戦明けは千葉マリンスタジアムでのロッテ3連戦。26日まで間が空くので…その間の4日間で立て直しを図ってもらいたいものです。