2009年06月15日

6.14NOAH博多スターレーン大会

 13日に広島県立総合体育館で行われた試合後に急死したプロレス団体ノア社長で、プロレスラーの三沢光晴さん(享年46)の死因は、バックドロップを受けて頭部を強打したことによる頸髄(けいずい)離断だった。14日、広島県警中央署が明らかにした。最近は古傷の頸椎(けいつい)損傷に加え、肩、腰、ひじも痛めていたという。社長業と看板選手の両立、そして決して手を抜かない性格も、命を縮めた可能性がある。遺体は東京に運ばれ、近親者だけで密葬を行う予定。この日、ノアは「どんな状況でも全力を尽くす」という三沢魂を引き継ぎ、悲しみの中で博多大会を決行した。[日刊スポーツ]
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 百田副社長いわく
「社長はどんな状況でも全力で試合をすることを最優先させてきた。満身創痍(そうい)でもリングに上がった。ファンのためにも社長は中止を望んでいないと、全選手で確認し合った」
とのことで開催決行。想像通りでしたが、選手たちの気持ちを考えると、結構厳しい判断だったのではないかと思います。

 特に、直接の対戦相手だった斎藤彰俊は…その心境はとても想像できません。しかも、その博多スターレーン大会では予定されていた大会前のファンサービスの写真撮影会に出てたということですし…
 その彰俊、試合終了後に遺影に土下座…
「(三沢)社長はまだまだやりたいことがあったのに。おれがあんなことをしちゃって。去ることも考えたが、どんな重い十字架でも背負う」
とのこと。
 三澤社長もそんなこと望んじゃいないだろうし、むしろ「ぶっちゃけ彰俊には悪いことしたな」って言うだろうなという気がしてならないわけで。
 できる限り続けていって欲しいところです。

 この日のメインはもともとは秋山vs力皇のGHCヘビー選手権だったわけですが、秋山が王座返上したため本来の挑戦者である力皇と秋山が指名した潮崎の王座決定戦となり…潮崎が初のGHCヘビー戴冠…。三澤光晴という巨星が亡くなり、その翌日に最後のパートナーであり、NOAH生え抜きの潮崎豪が戴冠。NOAHの将来は潮崎豪に託された…博多のファンはその瞬間に立ち会ったということになりました。三澤社長もきっとその姿を見て喜んでいることでしょう。
 正直まだ顔じゃないとも思いますが、潮崎はこの事実を受け止め、三澤光晴の遺志を継承していって欲しいものです。

 さて、NOAHの今シリーズの大会は…
 15日(月) 鹿児島アリーナ
 16日(火) 熊本興南会館
 18日(木) 愛知・Zepp Nagoya
 22日(月) 後楽園ホール 


 後楽園ホール大会は行きたいですねぇ…行ってお別れをしたいです。
 残念ながら、もう予約分のチケットは売り切れてますが…
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posted by ざわ at 21:42| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | プロレス・格闘技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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