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弊社代表取締役 三澤光晴儀、6月13日永眠いたしました。多くの皆様より頂戴しておりますご厚誼に深く御礼申し上げます。
いかなる時も全力で試合に臨む故人の意志を継ぎ、今後とも選手・社員一同邁進してまいります。ご声援のほど重ねてお願い申し上げます。
2009年6月14日 株式会社プロレスリング・ノア
--[日刊スポーツ]

で、開催が危惧されていた本日の博多スターレーン大会ですが…
プロレスリング・ノアの三沢光晴さん急死から一夜明けた14日、予定どおり大会が行われる福岡・博多スターレーンの会場の一角には、三沢さんの遺影とともに献花台が設置された。多くのファンが涙を浮かべながら花束をたむけ、故人を偲んだ。[スポーツナビ]
全日本プロレスをやめた後も、自分のいたときに契約した売り興行には選手を参加させていた故人の性格からすると、既に発表している興行の中止をすることは絶対に反対していたはず…ということで、安心しました。
さて、ようやく一夜明けたということでいささか冷静に見ることが出来る用意なりましたが…まだまだ実感が沸かない…というのが事実です。
なんといっても、高山善廣からも「ゾンビ」呼ばわりされているくらいですから、ひょっこり起き上がって汗ワイパーを見せるんじゃないか…とも思ってます。
やはり何よりショックなのはどこの団体よりも選手の体に気を使っていた会社の社長でもあり、受身の技術でいえば本当にトップクラスの選手であったわけで…更にこの3月頃からプロレスラーのライセンス制度の設立についての協議中でもあるわけで…一番、試合中の事故や選手の体に対し気を使っていた責任者が自ら事故にあってしまった…ということなんですよね。もう、よりにもよって三澤光晴が…トップ選手だからというわけでなく、そういったことを推し進めていこうとした矢先の話であるため、本当に残念でなりません。
彼の遺志を無駄にしないためには…今後、試合中の事故で亡くなる人がいなくなるようにすること。これに限ると思います。
各団体の責任者の方々、そして各選手の方々、スタッフの方々。稀代のプロレスラー、そして稀代のプロレス団体社長たる三澤光晴氏の逝去を無駄にすることのないよう、宜しくお願いしたく存じます。

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