横綱在位11場所で7度目の優勝。昇進後の勝率8割7分3厘(144勝21敗)は第51代横綱玉の海を抜き歴代最高となった(年6場所制定着の58年以降)。ライバル朝青龍は11場所の時点で8割1分9厘(131勝29敗5休)。「白鵬時代到来」の声に「うれしいです」。来場所は東の正位に戻る。「大きな目標はないです。まずは1年6場所90日に出場すること」。表情は連覇への自信に満ちあふれていた。[日刊スポーツ]
・白鵬…15戦全勝(幕内最高優勝)
何も言うことはありません。
しかし、まだ時代を変えるまでにいたっていないのも事実。
何とか連勝を続け、連続優勝を果たして欲しいものです。
・朝青龍…11勝4敗
終盤戦の星の取りこぼしは少々いただけないですが、それでも負けた相手が大関以上しかないというのは立派。
色々取りざたされてますが、白鵬との時代を続けていって欲しいものです。
・琴欧洲、日馬富士…10勝5敗
両者とも朝青龍を破った上での二桁勝利…ってことは、逆に関脇以下の取りこぼしが琴欧洲は4つ、日馬富士は3つあったわけで。
なんとか、その数を減らさないと次代の綱取りは望むべくも無いわけで。
期待します。
・魁皇、琴光喜…8勝7敗
何とかいっぱいいっぱいになりながらの勝ち越し…。まぁ、いまの2横綱5大関状態ですと、上位に半々で勝たないと2桁にはならないわけですがいささかさびしいものです。
特に魁皇は36歳…そろそろですかね。
・千代大海…2勝13敗
白鵬と全く逆の意味で何も言えません。
歴代大関でワーストの13敗。来場所は歴代ワーストの13度目のカド番…とっくに進退の問題が出ているのだから、次の場所は8勝で角番脱出程度で満足してもらっちゃ困ります。
2007年九州場所以来の2桁勝利。ここを最低線で見てもらわないと、本当にいるだけ、そして銀星配給係になってしまうわけで。
どうにかしてください。
・把瑠都…8勝7敗
まぁ、関脇ですからこの星でも合格点ではあるわけですが、それでも大関を視野に入れるとすればもう少し頑張って欲しいところ。
何とか対大関戦を五分の星で勝てるようになれば大関も見えてくるわけですしね。なんとか頼みます。
・稀勢の里…5勝10敗
とりあえず振り出しに戻り…って感じですかね。
再挑戦してください。
・豪栄道…10勝5敗
千代大海、琴光喜、琴欧洲の3大関を破っての2桁は見事。
稀勢の里を抜いて、次代の日本人大関候補筆頭に躍り出たというところでしょうか。
折角のチャンス、何とか物にして欲しいものです。
・豊真将…11勝4敗(敢闘賞)
2場所連続の11勝で敢闘賞。元々は力のある力士なので、下位相手ではこのくらいやってくれて当然という気もします。
来場所は幕内上位。ここで上位食いをし、三役復帰を願いたいものです。
そして、大関…狙ってもおかしくないと思います。
・鶴竜…10勝5敗(技能賞)
前頭筆頭で10勝。そして初の技能賞。三役決定ですな。
まだ23歳ですし、今後の活躍に期待したいです。
次は夏場所。5月10日からの15日間の開催です。
両横綱の意地の張り合いに期待したいところですね。
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