大社のおじいちゃんこと、故大社義規前オーナーが野球殿堂入りを果たしました。
ファンを愛し、選手を愛し…そしてファンからも愛され、選手からも愛されたプロ野球球団のオーナーの鏡たるおじいちゃん。彼の殿堂入りは当然とは思いますが、非常に喜ばしいことだと思います。
で、現オーナーのコメントがこれです。
「1973年に球団を持ち、翌年の参戦からは“オーナーを探すなら球場を探せばいい”といわれたほど、野球を愛し、ファンを愛し、チームの勝利を願い続けた人でした。このたびの野球殿堂入りという知らせは、故人(大社義規前球団オーナー)にとって何より一番嬉しいことだと思います。思えば30年間のオーナー人生で、優勝は1981年の一度だけでしたが、最大の応援団で、最大のサポーターだったと思います。2003年北海道への移転を決めたときに真っ先に言葉にしたのは、ファンを大事にしてほしい、そしてチームが勝つ事が最大のファンサービスだと。故人のファイターズへの想い、野球を愛する想い、ファンへの想いを今改めて感じております。思いもよらないすばらしい知らせに心より感謝いたします。」

今回の大社義規前オーナーの殿堂入りが、大社啓二現オーナーの東京撤退の気持ちを考え直してくれることを期待したいものです。