2008年12月18日

力士暴行死事件 3力士に有罪判決


 2007年6月に大相撲時津風(Tokitsukaze)部屋の序ノ口力士だった斉藤俊(Takashi Saito)さんが暴行を受けて死亡した事件の判決公判が18日、名古屋地裁であり、傷害致死罪に問われた3人の兄弟子に対し執行猶予付きの有罪判決が言い渡された。
 判決を受けて日本相撲協会(Japan Sumo Association)は、兄弟子だった伊塚雄一郎(Yuichiro Izuka、26)、木村正和(Masakazu Kimura、25)、藤居正憲(Masanori Fujii、23)の3被告の解雇を発表している。[AFP]

 
 量刑は…

 明義豊こと木村正和被告…懲役3年、執行猶予5年
 怒濤こと伊塚雄一郎被告…懲役3年、執行猶予5年
 時王丸こと藤居正憲被告…懲役2年6月、執行猶予5年


 親方の指示によるしごきで違法性があるとしつつも、あくまでも主体的にやっていたわけではないという事で実刑にはならず執行猶予付き…まぁ、妥当なところでしょうかね。

 で、弁護側が控訴をしないということで有罪が確定するわけですが…

 時津風部屋の兄弟子3人が有罪判決を受けた相撲界は18日午後、日本相撲協会の武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)らが記者会見し「理事会で決議した通り、3人は解雇する」と述べた。検察側が控訴する可能性はあるが、有罪は動かないとの報告に基づき語った。
 東京都墨田区の時津風部屋では冬巡業に出ていない力士たちが淡々と朝げいこを行った。その後時津風親方(元幕内時津海)が「判決を厳粛に受け止める。こういうことが2度と起きないように監督したい。(亡くなった)斉藤君のご冥福を祈り、相撲協会と相撲を愛する皆さまにおわびしたい」と沈痛な表情で話した。[日刊スポーツ]


 やはり解雇ですな。これまた仕方ないものです。
 気になるのは番付ですが…怒濤、時王丸は既に番付外。九州場所には西序ノ口7枚目だった明義豊は全休だった為に来場所は番付外になるので…結局空白はないということで。

 あとは前時津風親方の公判待ち。こちらの方はどうなるんでしょうか…
posted by ざわ at 19:33| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 相撲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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