[08アジアシリーズ]西武 黒星発進

　日本勢４連覇のかかる西武は疑惑の判定に泣き、黒星スタートとなった。１点リードの４回、先発帆足が打たれたＳＫの４番・朴栽弘(本文ママ)の左翼ポール際への打球は明らかにファウルに見えたが、球審は本塁打と判定。もつれた試合は１点差で敗れ、結果的にこの１点が勝敗を分けた。
　もう１敗もできない状況に追い込まれた渡辺久信監督（４３）は「いいゲームはできたと思う。決勝に出るため、明日から何とか頑張りたい」と巻き返しを誓った。[日刊スポーツ][日刊式スコア]

　台湾代表の統一が苦戦の末、サヨナラ弾で天津を振り切った。初の単独チームで乗り込んだ中国代表を相手に、投打とも中盤まで劣勢の展開。２回に６番下位打線からの４連打で３点を先制され、打線も４回２死までノーヒット。１点差に迫った９回２死でようやく追い付き、最後は北京五輪代表の潘武雄外野手が左中間にサヨナラ３ランを運んだ。苦笑いで公式会見に臨んだ呂文生監督は、「まだ実力差があると思ったけど、最後に勝てて何よりです」と冷や汗を浮かべた。[日刊スポーツ][日刊式スコア]
　
　西武、まさかの黒星発進…といいたいところですが、SKは昨年も中日を倒しているわけで、舐めてかかってはいけないというところで。
　まぁ4回の李宰元の2ラン(記事中の朴栽弘は明らかな間違い)が誤審という事もあるのだが、それでももう2点なんとかならんかったのか…
　とにかく、もう負けられなくなったこのアジアシリーズ。確かにGGも、ボカチカも細川も、中島もいない状況であるため相当厳しいと思うが…日本勢4連覇、何とか果たして欲しいものです。

　さて、天津vs統一は統一が逆転サヨナラ勝ち。天津、チャイナスターズが果たせなかった中国勢初勝利目前での逆転負けはさぞ悔しかろうと思います。
　いずれ、日本勢相手以外で勝ち星を挙げられることを祈ります。

　さて、これで暫定的な順位は
　1.統一(台湾)　1勝
　2.ＳＫ(韓国)　1勝
　3.西武(日本)　1敗
　4.天津(中国)　1敗

　何とか巻き返して欲しいものです。