琴欧洲は千代大海との大関対決を上手投げで制し、ようやく勝ち越しを決めた。千代大海は、安美錦に寄り切られた魁皇とともに9勝6敗。
関脇安馬は豊響を寄り切って12勝目を挙げ、来場所は大関昇進に挑む。新関脇の豊ノ島は6勝9敗に終わり、新小結の把瑠都は勝ち越した。
3賞は安馬が4度目の殊勲賞、豪栄道が2度目の敢闘賞を受賞。技能賞は該当者がなかった。十両はロシア出身の阿覧が初優勝した。九州場所は11月9日から福岡国際センターで行われる。[日刊スポーツ]
すでに14日目に優勝を決めていた白鵬。不知火型土俵入りの横綱の最多優勝記録は太刀山の9回。まぁ、年2場所の時代と単純比較するわけには行かないですが、この若さで数字上伝説的な大横綱と肩を並べるところまで来たと言うのはすばらしいことです。
こうなったらこの太刀山の56連勝を目指してみるのもいいかもしれません。是非お願いしたいものです。
殊勲賞は12勝3敗の安馬。先場所10勝、今場所12勝…ということは来場所12勝以上でここ最近の昇進基準34勝になり、大関昇進の可能性が出てきます。
小兵の大関…なんとか場所を沸かせる大関になって欲しいと思います。
敢闘賞は豪栄道。前頭5枚目で10勝5敗(朝青龍の不戦勝を含む)。来場所の新小結が濃厚ですな。これまた期待します。
さて十両優勝は阿覧。場所前に同じロシア出身の若ノ鵬、露鵬、白露山が大麻で解雇となっていた為心配でしたが…その不安を一蹴しました。来場所は新入幕がほぼ確実。是非活躍を見せて欲しいものです。
九州場所は11月9日から。白鵬が3連覇を果たすか、朝青龍が復権を果たすか、それとも大関陣が意地を見せるか…熱い戦いを期待します。
土俵の外では嵐が起こらないで欲しいですが^^;
【関連する記事】
相撲協会外部役員起用の影響という土俵外の動きも見逃せない。
外国人1年制覇の場所になりそう。白鵬の場合来年全場所制覇もある勢いを誰が止めるか・・・・・。