ソフトバンク 王貞治監督退任へ

　ソフトバンク王貞治監督（６８）が２３日、今季限りでの辞任を発表した。日本ハム２４回戦（福岡ヤフードーム）終了後、福岡市内のホテルで記者会見した。
　「１４年間お世話になりました」と王監督は切り出し、体力的な問題から辞任するに至るまでの経緯を説明。「（急降下した）９月の戦いというのが１４年間の中でも考えられない戦いでした。これは大きな転換期だと思いまして、監督交代しなくてはと思いました」と話した。
　辞任の決意はこの日朝、球団フロントに了承してもらったという。
　「５０年、いい野球人生でした。５０年間１つの道にこれだけどっぷりつかって、心をときめかせて６８歳までやれたことはとても幸せでした」。
　時々、声を詰まらせ、目にはうっすら涙を浮かべての会見だった。今後は何らかの形で球団にかかわることになる。
　王監督はダイエー時代の９５年に就任し、今季が１４年目。チームはこの日も敗れ６１勝７１敗３分けの５位に低迷している。[日刊スポーツ]　さすがに2年前に胃癌を患い、そこから体調と戦いながらも指揮をとってきていたわけですからねぇ…。前々から今年限りと言う話もありましたがそれがついに現実のものとなってしまいましたか…

　選手としては世界記録である通算868本塁打。監督としても歴代で11人しかいない1000勝監督で4度のリーグ優勝、2度の日本一。そして初代のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)優勝監督…
　輝かしい記録を残した王貞治氏の事実上の日本球界からの引退…やはり感慨深いものがあります。

　まだまだペナントレースは何試合か残っておりますがあえて、お疲れ様でしたと申し上げます。

Comments

５０年にわたるＯＮ依存時代の終わり。
　日本球界はいつまでもＯＮ依存を卒業するべきときなのだ。
　ただあとを継ぐのが采配下手、目立ちたがり屋の星野で言いというわけではない。
　北京五輪の惨敗はそれをファンや球界に教えてくれた。

Posted by ぶじこれきにん at 2008年09月24日 13:28

　星野は反ONで目立ってただけですからねぇ…
　なんだかんだで選手としても、監督としても、両方でここまでの実績を残せたのはON以上は野村克也以外は比肩できませんからねぇ

Posted by ざわ at 2008年09月24日 23:22