まげを結い、着物姿で会見に臨んだ2人。協会の再発防止検討委員会による事情聴取で、6月のロサンゼルス巡業で大麻を吸ったと証言したとされるが、露鵬は「認めていない。検査や結果を信用していない。今後は闘っていく」と、協会側と争う姿勢を表明した。白露山も「本当にやっていない。一生懸命、闘っていく」と同調した。
代理人の塩谷安男弁護士は13日にも、検査の手続きや主流煙と判断した根拠などについての質問状を協会に提出。回答次第では、処分撤回と名誉回復を求めて法的手段に訴える方針を表明した。同弁護士は「こんなずさんな検査で力士生命を奪っていいのか」と話した。[日刊スポーツ]
今更また「自分はやっていない」と言っているようですが、以前「ロス巡業で吸った」と強要されたにしろ供述していたとの話も出ているし、何より尿検査で出た結果が全てという事になりますからねぇ…
すでに若ノ鵬が大麻吸引を認めて解雇という結果を出している以上、これを撤回させるのは協会としてもできないことでしょうし。
ここで気になったのはやはり解雇基準って所でしょうかね。
若ノ鵬は大麻吸引で逮捕も結局不起訴となりました。一方、昨年の時太山の事件の容疑者として逮捕された明義豊、怒涛、時王丸の3名は不起訴になっていないのにまだ解雇にもなっていないわけで…
ここら辺の線引きに対して明確な基準を設けないといけない気がしますね。
でも、遡及適用して交通事故で被害者を死亡させてしまった佐ノ山親方(元小結闘牙)も処分なんてことがない事を祈りますが。
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http://www.geocities.co.jp/NeverLand-Mirai/3221/kousuke.htm
精密検査なら立会人の目の前(細工していないか監視するため)でフル○ン(同じく)で採取して、封印した後に確認のサインをしたろうに。ちゃんと採取できるまで缶詰です。簡易検査はそのあたりの厳密さを行っていないだけですから、疑念を差し挟む余地はあるけど。
で解雇基準ですが、今回のケースは相撲協会はアンチドーピング機構に参加していませんし、保持が確認されていない現状では使用の罰則がない大麻取締法違反に問えないので、相撲の品位を貶めたしかないのでは。
交通事故は殆どの場合過失なので、補償を拒否しているとか、よほど悪質でない限り、そこまで拡大解釈は無理だと思います。
ともかく「品位を貶めた」これで解雇基準でいいかもしれませんね。
これで解雇撤回は無理でしょうし