レスリング女子では16日の55キロ級の吉田沙保里(綜合警備保障)に続き、今大会では競泳の北島康介(日本コカ・コーラ)柔道の内柴正人(旭化成)谷本歩実(コマツ)上野雅恵(三井住友海上)と合わせて6人目の五輪2連覇。日本の金メダルは今大会通算8個目となった。
昨年の世界選手権で5連覇を達成するなど、国内外で無敵の強さを誇る伊調馨は、この日も4試合を勝ち抜いて頂点に立った。16日の48キロ級では姉の千春が銀メダル。2大会連続で姉妹でのメダルを手にした。[日刊スポーツ]
浜口京子(30=ジャパンビバレッジ)がバーナード・アリ(米国)を下し2大会連続の銅メダルを獲得した。素早い動きでバックを連続して取るなど相手を圧倒、2−0で快勝した。
笑顔の浜口は観客席に入り、母親と抱き合って喜びを表現した。[日刊スポーツ]
伊調馨…見事でした。決勝では第1ピリオドではノーポイントによるボールピックアップで不利な状況からうまくしのぎきり第1ピリオドを獲得。第2ピリオドもノーポイントによるボールピックアップで今度は有利な体制からスタートし、相手を倒し第2ピリオドも獲得し優勝決定。強さを見せ付けました。
浜口京子は残念でしたね。準決勝で当たった中国の王嬌が強かった…その相手と準決勝で当たってしまったというのが不運としか言いようがありません。結局王嬌は決勝でズラテバ(ブルガリア)にも圧倒的な差を見せ付けての優勝…王嬌、圧倒的過ぎました。それでも、きっちり銅メダル確保。悲願の金メダルはならなかったものの、2大会連続の銅メダル…いや、すばらしいです。
これで女子レスリングでのメダルは金2つ銀1つ銅1つ。4人全員メダルを獲得できた事、本当によかったです。次のロンドンでもいい結果が出る事を期待します。
娘京子がメダルを取ると騒ぐオヤジのわめき声ははた迷惑だ。アテネの警備員も取り押さえられたのに、北京でそれをやる。懲りない人だ。
吉田は次回も期待したいです。